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英文をスムーズに組み立てられない原因とトレーニング方法
2023.05.21

【こんなお悩みありませんか?】
「英文がなかなか口から出てこない――…」
「どうやったら会話のスピードについていけるくらいスムーズに組み立てられるようになるの?」

あなたもそんな悩みを抱えていませんか?

見ればわかる簡単なものでも、会話となると、自分の伝えたいことを上手く表現できずに、

このように悩んでしまう人も多いかもしれません。

じっくり考えればわかるのに、瞬時に英文を作れず、自分でも何を言っているのか途中で

わけがわからなくなってしまい落ち込んでしまうこともありますよね。

結論:英文がスムーズに作れない一番の原因は「日本語の語順のまま考えてしまうこと」です。

さらに、

・主語が省略される日本語の癖

・動詞が文末に来る日本語の癖

・英語の“型”が身についていない

これらが重なることで、会話になると文章が途中で止まってしまいます。

ですが安心してください。

この3つのポイントさえ押さえれば、
50代以上でも英文は必ずスムーズに組み立てられるようになります。

この記事では 英文が組み立てられない原因
今日からできる改善ステップ をわかりやすく解説していきます。

英文がスムーズに組み立てられない3つの理由

① 日本語をそのまま英語に直訳しようとしている

日本語と英語は語順がまったく異なります。

そのため、「頭の中の日本語」をそのまま英語に変えようとすると、
主語が抜けたり、語順が崩れたりします。

例:

「明日ゴルフに行くんだ」

Tomorrow golf go.(誤り)

I’m going to play golf tomorrow.(正しい)

日本語は主語を省略したり、単語だけでも意味が通じます。
しかし英語では
主語+動詞
を必ず入れなければ伝わりません。

 

日本語の場合は、「明日ゴルフに行くんだ」はカジュアルに言うと「明日ゴルフ」ということが
できるので、”Tommorow golf” で伝わる気がしてしまいますが、

これは、日本語をそのまま英語に訳そうとしているだけなので伝わりません。

② 主語と動詞がすぐに出てこない

2つ目の理由は英語の語順、つまり英語の文法を理解していないからです。

英文の土台は
主語+動詞

ですが、日本語では動詞が最後にくるため、英語を話す時に順番を入れ替えるのが難しく感じてしまいます。

例:

「昨日、映画を観た」

I watched a movie yesterday.

会話では「I watched…」の部分を2秒で出せるようになることが大切です。

上の例から見てもわかるように、日本語と英語は語順が違います。
そして語順が違うだけでなく、明日という未来のことをいうなら未来形、
過去のことなら過去形を使うという英語を話す時のルールがあります。

 

そのルールにのっとって話さないと残念ながら、文章を作ることができません。

私は普段50代以上の方を対象に英語コーチングを行っていますが、

もう何十年も英語から離れた生活をされている方が、この英語の語順に乗っ取って

英文を作っていくというのは、結構大変なことです。

 

ですので、見たら簡単に訳せるものでも、話すとなるとなかなか日本語の語順から
瞬時に英語の語順に直すことができません。

 

③ 英語の“型(パターン)”が身についていない

文法は知っていても「使い方」まで身についていないと、会話では咄嗟に英文が作れません。

英語は

主語+動詞

時間は最後

補足情報は後ろに並べる

など、型が決まっています。

この型が身につけば、英文を作るスピードは一気に上がります。

英文をスムーズに作るトレーニング方法

ただトレーニングをしていけば年齢関係なくどなたでも必ずできるようになりますので、
トレーニング方法をお伝えします。

50代が特につまずきやすいポイント

主語を省略する日本語の癖

日本語と英語の大きな違いは、

「主語をはっきりさせるかどうか」

ということがあります。

日本語は会話の時は、主語が省略されることが多いです。

例えば、友達に「髪切った?」と聞きますよね。

日本語では、全く違和感がないと思いますが、これは主語が省略されています。

英語にすると ”Did you have a haircut?” になり、
主語が省かれることはありません。

 

このような日本語と英語の違いを理解していなければ、いざ英語を話そうとしても
「どう話始めれば良いんだろう」と迷ってしまいます。

 

そして、英文組み立てに慣れていないと、「今伝えたいことの主語は何??」と迷ってしまう方も
多いので、英文を組み立てる時は、まずは文章の主語を明確にすることが、大切です。

動詞が文末に来る癖

日本語は「〜した」と最後に言います。

これが英語の語順と真逆なので、会話で混乱が起きやすくなります。

文法知識が断片的

学生時代の記憶だけだと、会話に必要な“瞬発力”までは身についていません。

主語+動詞で話し始めること

英文の組み立て方のコツの2つ目は、
主語+動詞で話し始めることです。

主語を明確にした後は、直後に動詞を続けるということも覚えておきましょう。

これも日本語と英語の大きな違いのひとつで、英語は主語+動詞の順序で話すのに対して、
日本語では動詞が文章の最後に来ることが多いです。

 

例えば日本語で「昨日、映画を観た」という文章は英語にすると

” I watched a movie yesterday.” となります。

時間などの補足情報は最後に持ってくる

「昨日、映画を観た」という文章を英語にしたいときは、

とにかく ” I watched” を素早く出せる練習をすることが大切です。

なぜなら日本語の場合は、どうしても、「昨日」、とか「映画」という
単語が先に来てしまうのですが、英語の場合は語順が違うので、とりあえず主語と述語は何かという
事をまずは最初に考える癖をつける必要があります。

 

トレーニング法としては、まずは2語、3語で作れる簡単な文章をスムーズに出せるように
していくことです。

英文組み立てトレーニング

下記の5つの文章の
主語と動詞
を2秒以内に出してみましょう。

① 私は高校で数学を教えています。

② 調理師の仕事はレストランで料理をすることです。

③ 私は毎日朝7時にジムに通っています。

④ 昨日友達とディズニーランドに行きました。

⑤ 私は5人兄弟です。

全文完成しなくて大丈夫なので、まずは主語と動詞をパッと出します。

① 主語 I / 動詞 teach

② 主語 A chef / 動詞 cooks

③ 主語 I / 動詞 go

④ 主語 I / 動詞 went

⑤ 主語 I / 動詞 have

まずはここまでを2秒以内にできるようにトレーニングしていきましょう!

まとめ:今日からできる!英文を瞬時に組み立てる3ステップ

ステップ1|主語を明確にする

「私は?」「彼女は?」「その人は?」
何を伝えるにも、まずは主語を決めるのがコツ。

ステップ2|主語+動詞で言い始める

英語は必ず「主語 → 動詞」。
まずこの2つを口に出せるようにします。

ステップ3|時間や場所は最後に回す

日本語のように「昨日、」から始めないこと。
英語の語順で並べ直すだけで話しやすくなります。

例:
「昨日、映画を観た」
I watched a movie yesterday.

年齢は関係ありません

50代以上の方でも、このトレーニングを続けることで
「英語の語順で考える」
「質問されたらそのまま英語で返せる」
という力が自然と身についていきます。

英語は筋トレと同じで、年齢より
正しいやり方+反復
がすべてです。

全文が知りたい方は、こちらの動画で↓↓↓

 

 

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