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英文の組み立て方2025|50代が直訳をやめて日本語から英語に変換する“いちばんやさしい順番”
2025.12.10

英語を話そうとすると、
「日本語ではスッと言えるのに、英語になると急に出てこない…」
そんな経験はありませんか?

 

50〜60代の初心者さんにお会いすると、多くの方が同じ悩みを抱えています。

・語順がつかめず、どこから考えればいいかわからない
・単語をつないでいるだけのように感じてしまう
・英文になると急に不安になって口が止まってしまう
・主語や動詞を考えようとしてもスムーズに出てこない

 

でも、これはあなたの英語力が足りないわけではありません

長年、日本語という“まったく違う仕組みの言語”を使ってきた私たちにとって自然な現象です。

 

そして、会話の時に、迷わず英語が口からパッと出てくるようにするためには、
新しい順番で考えるコツを知ること だけなのです。

 

ゆっくり進めていきますので、安心して読み進めてくださいね。

日本語と英語は、根本的に「別の考え方」で動いている

まず最初に理解しておくと、
これからの英文づくりがぐっとラクになる大切なポイントがあります。

それは、
日本語と英語は、そもそも“脳が処理する順番”が違う言語だということ。

 

まず、あなたが普段話している日本語を思い出してみてください。

・「疲れた」
・「行ってきます」
・「買ってきたよ」

 

日本語は、主語を言わなくても伝わってしまう言語です。
主語がなくても自然ですよね。

 

普段の会話で、わざわざ、
「私は疲れた」
「私は行ってきます」
「私は買ってきたよ」

というのはむしろ不自然ですよね。

また、日本語は名詞を並べるだけでも意味がつながります。

「今日 病院 そのあと友達とランチ」

これでも十分に伝わります。

 

一方、英語は必ずこの順番で並びます。

主語 → 動詞 → 情報(どこで・いつ・どんなふうに)

日本語とは真逆のルールです。
この違いが、英語がパッと出てこない理由の第一歩目です。

 

あなたの頭が悪いわけでも、覚えられないわけでもありません。
ただ単に、長年染みついてきた日本語のリズムと
英語のリズムが全く違うため、切り替えるのが難しいのです。

 

50代の方が英語でつまずきやすい理由(やさしく深掘り)

普段50代以上の生徒さんとお話ししていると、
特に次の3つで混乱しやすいことがわかってきました。

① 主語を最初に考えようとして止まってしまう

日本語は主語を言わないため、英語にしようとした瞬間に
「これって誰の話?私?父?友達?」
と迷ってしまうのです。

それに、そもそも日本語を話しているときに、文法を考えながら話す必要はないので、

普段やらないことを英語を話す時だけやろうとしてもすぐにわからないのが当然です。

 

② 日本語の名詞をそのまま英語にしようとする

「残業」

「早起き」

「日課」などを

そのまま英単語に変換しようとしてしまうのですが、
英語ではこれらを“行動”として捉えます。

③ 動詞が頭に浮かばない

日本語では動詞を最後に言いますよね。
だから英語の“主語+動詞スタート”が自然に出てこないのです。

これらはすべて、
“日本語と英語の仕組みの差”から来るものなので、
あなたのせいではありません。

だからこそ、
英語に合った「順番」を新しく覚えるだけでいいのです。

 

英文を作るときの核心:主語ではなく“動詞”から考える

ここからが、今日の学びの中心です。

日本語の感覚で英語を作ろうとすると、
どうしても「主語」から考えてしまいます。

しかし英語は、
実は主語よりも “動詞で意味が決まる” 言語 です。

主語は
「その行動をしているのは誰?」
という結果として決まります。

だから英文を作るときは…

 

🌟 主語より先に“動詞(=行動)”を見つける

 

これを先に考えるだけで、
英文の7割が完成するようなイメージです。

動詞が決まると、
「じゃあ、この動作をするのは誰?」
と自然に主語が決まります。

ここが日本語→英語変換で一番大切な部分なんですね。

「動詞から考える」と英文がスッと作れる理由を、残業の例文で徹底解説

ここまで、
日本語と英語は“考える順番がまったく違う”という話をお伝えしました。

ここからはいよいよ、
その考え方を実際の英文に落とし込んでいきます。

50代の初心者さんが一番つまずきやすいポイントでもある
「動詞をどうやって見つけるのか?」
を、ゆっくり丁寧に進めますので安心してくださいね。

 

英文の作り方は、実はとてもシンプルです。
① 行動(動詞)を見つける
② 主語をあとから決める
③ 情報を後ろに置く

この3ステップが基本になります。

 

今日はこの「順番の意味」を深く理解しながら、
例文をひとつ一緒に作ってみましょう。

日本語を“行動に置き換える”と英語が一気に作りやすくなる

英語を作るとき、
多くの初心者さんが最初に悩んでしまうのが「動詞がわからない」ということです。

でもこれは、
“動詞がわからない”のではなく、
日本語が「動作を名詞でまとめてしまう言語」だから
なのです。

たとえば…
・残業
・早起き
・日課

これらは日本語では名詞ですが、
英語では名詞ではなく 行動――つまり“動詞”として捉えます。

名詞を探すと詰まるのに、
動詞で考えるとスッと進む。
これが英語の特徴です。

【例文】「最近、残業続きです」を英語にしてみましょう

ここで、動画でも紹介されていた例文のうち
ブログでは「残業続き」だけを扱います。

ゆっくり進めますので、
ぜひ一緒に考えてみてくださいね。

① 行動(=動詞)を探す

「残業続き」という言葉をそのまま英語にしようとすると、
“残業って英語で何?”
と悩んでしまいますよね。

実はここが落とし穴です。

残業続き=遅くまで働くことが続いている状態
つまり、行動は 働く(work)。

まずはこの「行動を探す」ことだけで大丈夫です。

② 動詞を英語にする

work
中学英語で習った、とてもシンプルな単語ですね。

③ 主語をあとから決める

働いているのは誰?
→ 私(I)

この順番にすると迷いが少なくなります。

④ 情報を“後ろに足す”だけ

・遅くまで= late
・たくさん= a lot
・最近= these days

これらの情報は前に置かず、
すべて後ろに「足す」だけでOK。

★ 完成

I work late a lot these days.

この文を作るまでに使った考え方はとてもシンプルです。
・残業という名詞を探さない
・行動(働く)に置き換える
・動詞を先に決める
・主語はあとから
・情報は後ろに足す

この順番が身につけば、
「英語が急に出てこなくなる」現象がどんどん減っていきます。

 

【深掘り】なぜ“後ろに足す”だけでよくなるのか?

50代の方の多くが英語で迷うのは、
“どこに情報を入れればいいのか”がわからなくなるからです。

日本語は、
「最近 → 残業続きです」
「よく → 遅くまで → 働いています」
このように前に置いたり、間に挟んだり、柔軟に変えられます。

でも英語はとてもシンプル。
主語と動詞を決めたら、あとは後ろに並べるだけ。

これを知っておくと、
文を途中で止めずに言えるようになります。

I work(私は働く)
I work late(私は遅くまで働く)
I work late a lot(私はたくさん遅くまで働く)
I work late a lot these days(最近は特によく遅くまで働く)

この“積み重ね方式”が英語の語順の本質なのです。

 

同じ考え方で他の文も作れるようになる

残業以外でも、行動に置き換える練習をしてみましょう。

例:
・「運動不足です」→ あまり運動しない → I don’t exercise much.
・「外食が多いです」→ よく外で食べる → I eat out a lot.
・「最近太りました」→ 体重が増えた → I gained weight.

どれも“行動”を探すだけで英文になります。

特別な単語は必要ありません。
あなたがすでに知っている動詞だけで十分に会話はできます。

【練習タイム】今日からできる3ステップ練習

50代の初心者さんがもっとも効果を感じやすいのが、
次の3ステップです。

● ステップ1:日本語を「私は何をしている?」に変換する
残業 → 遅くまで働く
早起き → 早く起きる
日課 → いつもしている行動

● ステップ2:その行動を英語の動詞にする
働く → work
起きる → get up
遊ぶ → play

● ステップ3:最後に主語を置く
I work
My father gets up
I play …

この順番が自然にできるようになると、
英文は積み木のように組み立てられるようになります。

 

つまずきポイントをさらにやさしく補足します

● 主語を先に置きたくなる
日本語では主語がなくても通じるため、その癖が出てしまいます。
「誰が?」と後から考えても全く問題ありません。

● 動詞が思い浮かばない
日本語が名詞で言い表すタイプの言語だからです。
行動に置き換える練習を小さく積むことで、自然と身についていきます。

● 完璧にしようとすると止まる
英語は“シンプルでOK”。
まずは「伝わる英文」を目指すほうが早く上達します。前置詞の種類や、複数のsをつけるか付けないかなどの

細かいところまで最初から考えてしまうと言葉が出なくなってしまうので、

まずは、主語と動詞が出せればOKくらいの軽い気持ちでやっていきましょう!

実際多くの場合、主語と動詞がきちんと出せていれば大まかな内容は伝わります。

つまずきの原因を整理し、安心して前に進める英語学習へ

ここまでで、
英語が出てこない原因や、日本語と英語の“考え方の違い”、
そして英文を組み立てるときの 「動詞 → 主語 → 情報」 という順番を学んできました。

ここからは、
実際に英語を話そうとするときに感じる不安や、
よくあるつまずきポイントをひとつずつやさしく整理していきます。

「英語が苦手…」という気持ちを抱えるのは、本当に自然なことです。
でも、正しい順番を知り、安心して練習できれば、
必ずできるようになります。

どうかここからも焦らず、ゆったりした気持ちで読み進めてくださいね。

50代の方が感じやすい“英語の不安”は、すべて理由があります

50〜60代の初心者さんが特に感じやすい不安は、次の3つです。

①「自分にできるのかな…」という不安

長く英語から離れていた方ほどこう思いがちですが、
英語は“順番の言語”なので、コツをつかめば必ず伸びます。

② 頭ではわかっているのに口から出てこない

これは多くの方が経験します。
英語は日本語と“出発地点が違う”ため、
練習を重ねれば必ず口から出やすくなります。

すぐに出てこなくて当たり前なので、少し練習して出てこなくても自分を責める必要はありません。

自転車をこぐのと同じように繰り返し根気よく練習していきましょう。

③ 単語力がないと話せないと思ってしまう

実は、日常英会話の大半は 中学英語の動詞だけで成り立ちます。
特別な単語を覚える必要はありません。

あなたが感じている不安は、英語学習のごく自然な過程。
何も間違っていませんし、遅すぎることもありません。

つまずきを手放すための“理解の整理”をしていきましょう

今までお伝えした内容を、
さらに“50代の方が理解しやすい順番”でまとめ直します。

● つまずき1:主語をすぐに見つけられない
→ 日本語が主語を言わない言語だから。
→ 英語では、動詞を先に見つければ主語は自然に決まる。


● つまずき2:名詞を探してしまう
→ 日本語では状態を名詞で表す癖がある。
→ 英語は行動(動詞)で考えると迷わない。


● つまずき3:語順が覚えられない
→ 暗記ではなく“流れ”で覚えるのがおすすめ。
流れとは、
動詞 → 主語 → 情報
この順番だけで十分。


● つまずき4:「これで合ってるのかな?」という不安
→ 英語は“正確さ”よりも“伝わること”が大切。
→ シンプルな文でOK。合格ラインは思ったより低い。

このようにひとつずつ整理していけば、
英文づくりはどんどん軽くなっていきます。

Q&A|50〜60代初心者さんからよくいただく質問

Q1:動詞がどうしても浮かんでこないのですが?
最初はそう感じるのが普通です。
日本語が動詞を最後に言うからです。
まずは1日1文で、
「これはどんな行動?」
と、自分に質問する練習から始めてみてくださいね。


Q2:語順がごちゃごちゃになってしまいます。
語順は1つの単語ずつ“丸暗記”するのではなく、
ブロックの手順として捉えるのがポイントです。

1. 動詞(行動)
2. 主語(誰が)
3. 情報(いつ・どこで・どんなふうに)

この3つだけに集中すれば、迷いが半分になります。


Q3:長い文になると混乱します。
長くなっても、構造は変わりません。
ブロックが増えているだけ。

I work
I work late
I work late these days
I work late a lot these days

この“積み重ね方式”で考えれば大丈夫です。


Q4:自分の英語が間違っていないか不安です。
最初は誰もが不安です。
でも、正確さよりも“伝わること”が大切。
あなたの言葉は、十分価値があります。
少しずつ慣れていきましょう。

動画で語順の流れを見ると理解が一気に深まります

ブログではできるだけ丁寧にお伝えしていますが、
語順の“動き”は目で見た方がつかみやすい部分もあります。

今回の記事は、こちらの動画と連動しています。
▶ 英文の組み立て方2025 ~ 50代が直訳をやめて日本語から英語に変換する手順~(YouTube)

動画では、
・主語と動詞の決め方
・行動ベースの考え方
・つまずきやすい語順の誤解
などを、さらにゆっくり丁寧に解説しています。

ぜひ合わせてご覧くださいね。

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Part3のまとめ:あなたの英語はここから必ず変わる

英語を作るときに最も大切なのは、
動詞 → 主語 → 情報
この順番に慣れること。

そして、
“日本語をそのまま直訳しようとしない” ということ。

あなたがこれまで悩んでいた理由は、
英語の仕組みを知らなかっただけです。
できないのではなく、やり方を知らなかっただけ。

でも今日、
その「順番」を知ることができました。

ここから先は、
あなたのペースで少しずつ慣れていくだけで大丈夫です。

焦らなくていい。
必ずできるようになります。

あなたの英語学習を、心から応援しています。

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