こんにちは!50代以上初心者専門英語コーチのリサです😊
「Do」「Does」「Did」——この3つの単語、学生時代に習った記憶はあるけれど、
いざ英会話で使おうとすると混乱してしまう方、多いのではないでしょうか?

例えばこの3つの文章を比べてみましょう。
❓ Do you like coffee?
❓ Did you like coffee?
❓ Does he like coffee?
混乱して口から出てこなくなってしまう、初心者を混乱させる代表的な文法です。
この“ちょっと”の違いが、初心者にとって最大の壁になります。
でも安心してください☕

この記事を最後まで読むと、「Do」「Does」「Did」の違いがスッキリ理解でき、
実際の会話で自然に使えるようになります。
特に50代から英語を学び直している方でも、「あ、そういうことだったのか!」
と腑に落ちるように、できるだけ具体例と音のイメージを交えて解説していきます。
まず、3つの単語の基本の役割を整理しておきましょう。
難しく考える必要はありません。
たった2つの軸、「時制(現在か過去か)」と「主語(誰がするのか)」で決まります。
| 種類 | 時制 | 主語 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|---|
| Do | 現在 | I / You / We / They | Do you like sushi? | あなたは寿司が好きですか? |
| Does | 現在 | He / She / It | Does he like sushi? | 彼は寿司が好きですか? |
| Did | 過去 | 全ての主語 | Did you like sushi? | あなたは寿司が好きでしたか? |
英語の文法は、「時間」と「主語」で動詞の形が変わるというルールで動いています。
つまり、「誰が」「いつ」行ったか——この2点を意識すれば、難しくありません。
Do = 「今どう?」と相手に聞く感覚
Does = 「彼(彼女)はどう?」と第三者について話すとき
Did = 「あのときどうだった?」と過去を振り返るとき
たとえば、実際の会話ではこんな風に使います。
A: Do you cook every day?
B: Not really, my husband does! 😂
A: Oh, lucky you!
この「does」は、文の後半で同じ動詞を繰り返さないための省略です。
英語ではこのように、助動詞を繰り返して意味を保つのが自然です。
このように、Do / Does / Did は「動詞のサポート役」として、英語の中でとてもよく登場します。
英語の現在形では、主語によって “Do” と “Does” を使い分けます。
ここを理解していないと、どんなに単語を覚えても自然な会話ができません。
| 主語 | 動詞の前に置く助動詞 | 例文 |
|---|---|---|
| I / You / We / They | Do | Do you play tennis? |
| He / She / It | Does | Does she play tennis? |
肯定文では、「Do」「Does」を使わず、動詞そのままで表します。
I play tennis.(私はテニスをします)
He plays tennis.(彼はテニスをします)
× He don’t like coffee
✔ He doesn’t like coffee.
初心者の方がよく混乱するのは、「don’t」と「doesn’t」の使い分け。
どちらも「〜しない」という意味ですが、主語によって形が変わります。
| 主語 | 否定の形 | 例文 |
|---|---|---|
| I / You / We / They | don’t + 動詞原形 | I don’t eat breakfast. |
| He / She / It | doesn’t + 動詞原形 | He doesn’t eat breakfast. |
疑問文にしたいときは、主語の前に “Do” または “Does” を置くだけです。
You like music.(あなたは音楽が好き)
→ Do you like music?(あなたは音楽が好きですか?)
He walks to work.(彼は歩いて通勤する)
→ Does he walk to work?(彼は歩いて通勤しますか?)
次は「Did」です。英語学習者がよく迷うポイントの1つが、
「過去形にすると動詞はどうなるの?」という点です。
I did my homework yesterday.
(私は昨日宿題をした)
They did a great job.
(彼らは素晴らしい仕事をした)
ここでのポイントは、「did」はすでに“過去”の意味を持っているため、
動詞(do, eat, goなど)には過去形を使わないということです。
このように、「did」「didn’t」は英会話の中で非常によく使われます。
Bさんの「Yes, I did!」は、質問をそのまま肯定して繰り返す自然な答え方です。
否定にする場合は、“didn’t(did not)”を使います。
I didn’t go to work yesterday.(昨日は仕事に行かなかった)
She didn’t call me.(彼女は電話をかけなかった)
「Do」「Does」「Did」には、“強調”の意味でも使われるパターンがあります。
I do like English!(本当に英語が好きなんです!)
She did call you yesterday!(彼女はちゃんと昨日電話したのよ!)
このように、“強く言いたい”ときに、あえて「Do」や「Did」を加えて強調します。
イントネーションを少し上げて言うと、英語らしいリズムになります✨
初心者の方がつまずきやすい“似ているけど違う”パターンをまとめました。
ここを押さえると、英会話での小さなミスが激減します✨
とても多いミスです。
“Do”は「行動・動作を表す動詞」、
“Be動詞”は「状態を表す動詞」です。
❌ I’m do homework.
✅ I do my homework.(私は宿題をします)
“am / is / are”は「〜である・〜にいる」、
“do / does / did”は「〜する」と覚えておくとOKです。
“Do”は文脈によって「片付ける」「済ませる」「担当する」など、いろいろな意味に変わります。
I’ll do the dishes.(皿洗いをするね)
She does yoga every morning.(彼女は毎朝ヨガをしている)
We did our best.(最善を尽くした)
これも非常に多い質問です。ポイントは「行動(一般動詞)」か「状態(Be動詞)」か。
| 表現 | 使う動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| Do you〜? | 一般動詞(行動) | 〜しますか? | Do you work from home? |
| Are you〜? | Be動詞(状態) | 〜ですか?/〜な状態ですか? | Are you busy? |
👉 行動や習慣を聞くときは「Do」、状態や存在を聞くときは「Be動詞」。
“Does he 〜?”は発音的に「ダズィ〜?」のように軽くつながります。
英語では、文法よりもリズム感で覚える方が早い場合もあります。
🔈 “Does he like sushi?” → [ダズィライクスシ?]
「音」で慣れると、頭で考えずに自然に口から出せるようになります。
文法が理解できても、会話でとっさに出てこない──そんなときに役立つのが音とリズムで覚える方法です。
英語はリズムの言葉。頭で考えるより、口と耳で覚えた方が定着が早いんです。
| 単語 | 発音 | カタカナ表記 | コツ |
|---|---|---|---|
| Do | /duː/ | ドゥー | 口をすぼめて前に出すイメージ |
| Does | /dʌz/ | ダズ | “a”のような短い母音を素早く |
| Did | /dɪd/ | ディドゥ | 舌を軽く弾く感じで短く |
英語では単語が自然につながって発音されます。例えば:
Do you → 「Dju(ヂュ)」
Does he → 「Duzzi(ダズィ)」
Did you → 「Didju(ディヂュ)」
つながったときの音を自分の口から出す練習をすると、口からスムーズに出てくるだけではなく、
相手の英語が聞き取りやすくなります。
音トレSCHOOLでは、次のステップで音読トレーニングをしています👇
①Listen(聞く): 正しい音を繰り返し聞いて耳を慣らす。
②Repeat(繰りかえす): 音を止めて文字を見ながら一緒に発音し、音と文字のつながりを確認する。
③Overlap(音声に合わせてかぶせ読み): 文を見ながら、かぶせてリズムに合わせて言えるようにする。
④Speak(声に出す): 文を見ずに言えるようにする。
⑤Record(録音する): 自分の声を聞いて、リズムと発音を確認する。
まずは、1日5分でも続けると、数週間で耳と口が慣れてきます。
最初から長い時間をとるよりも、コツは隙間時間を使うこと。
1回5分×5回と分けて行う方が、生活にうまく組み込みやすいという方が多いです。
文法を理解しても、実際の会話になると固まってしまう──。
これは「練習の種類」が足りないだけです。
ここでは、「Do」「Does」「Did」を使って自然に口を動かすトレーニング法を紹介します。
Do you like cooking?
Does he play golf?
Did you go shopping yesterday?
👉 ポイント:リズムを崩さずに声に出す。
「質問 → 返事 → 質問返し」を意識して練習しましょう。
慣れてきたら文字を見ずに言うようにし、単語を入れ替えて応用します。
👉 「Do you like + ○○?」の形で入れ替え練習!
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| Do you like reading? | 読書は好きですか? |
| Do you like traveling? | 旅行は好きですか? |
| Do you like watching movies? | 映画を見るのは好きですか? |
| Do you like playing tennis? | テニスをするのは好きですか? |
| Do you like working from home? | 在宅勤務は好きですか? |
👉 「Does + 主語 + 動詞 + ○○?」の形で入れ替え練習!
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| Does he play soccer? | 彼はサッカーをしますか? |
| Does she play the piano? | 彼女はピアノを弾きますか? |
| Does your son play video games? | あなたの息子さんはゲームをしますか? |
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| Does it rain a lot in winter? | 冬によく雨が降りますか? |
| Does your father cook? | あなたのお父さんは料理をしますか? |
Yes, I do. / No, I don’t.
Yes, he does. / No, he doesn’t.
Yes, I did. / No, I didn’t.
👉 “How about you?” は英会話の魔法の返し。
この一言で会話がスムーズに続きます。
50代から英語をやり直す方は、「文法を考えすぎて話せない」というパターンが多いです。
でも、文法は使うためにあるもの。
「頭で正解を探す」よりも「口で慣れる」ことを意識しましょう。
音トレSCHOOLの受講生でも、最初は
“Oh… I don’t know …”(何て言えばいいか分からない)
とつぶやいていた方が、毎日の音読で「Do you〜?」の質問が自然に出るようになっています✨
ここでは、生徒さんから特によく出る質問をまとめました。
日本語では、「昨日」「明日」「いま」などの“時間を表す言葉”を入れれば、いつのことかがわかります。
なぜなら、日本語は、時間を表す言葉で「いつのことか」を伝える言語なんです。
でも、英語は少し違います。英語では、時間を動詞の形で表す必要があります。
つまり、「昨日」という単語を入れただけではダメで、動詞自体を「過去の形」に変えないといけません。
| 日本語 | 英語(間違い) | 英語(正しい) |
|---|---|---|
| 昨日 公園に行った。 | ❌ I go to the park yesterday. | ✅ I went to the park yesterday. |
| 今 公園に行く。 | ❌ I go to the park now. | ✅ I’m going to the park now. |
| 明日 公園に行く。 | ❌ I go to the park tomorrow. | ✅ I will go to the park tomorrow. |
💡 英語では「時間を表す言葉」と「動詞の形」の両方で時制を表します。
つまり、「昨日」+「過去形」、「明日」+「will」 のように、2つがセットになって初めて正しい文になります。
これは“確認”や“驚き”を表すときに使います。
つまり「本当にそう?」「私そうした?」という意味合いです。
イントネーションを上げて言うと自然に聞こえます。
いかがでしたか?
「Do」「Does」「Did」は、英語の中でも最も使われる助動詞です。
つまり、ここをマスターすれば会話の“土台”が一気に安定します。
1日5分でも「Do you〜?」と声に出してみる
自分の生活に合わせて例文を変える
“Don’t think, speak!”(考えずに話してみよう)
英語学習は「覚えること」よりも「使って慣れること」。
何歳からでも、口を動かすことで確実に変わります。
50代・初心者でも大丈夫!失敗続きでもやり直せる
もう一度、基礎から正しく始めたい方へ
ベビーステップで学び直せる学習法をご紹介
LINE登録だけで、すぐにご覧いただけます
1. 下のボタンをクリック
2. 友だち追加をタップ
3. 登録完了!