英会話初心者の多くが直面する課題の一つに、
「単語の羅列から抜け出せない」という問題があります。
特に日本語と英語の語順の違いがその原因となり、
英語を話す際に混乱を招きます。
今回は、直訳をやめて日本語から
英語に変換する際の手順について詳しく解説します。
この手順を使えば、単語を並べるだけでなく、
きちんとした英文を組み立てられるようになります。
まずは日本語と英語の語順の違いを把握しましょう。
例えば、「私は犬が好き」という日本語の文章を英語にすると、
「I like dogs」という語順になります。
日本語:
主語(私は)
目的語(犬が)
動詞(好き)
英語:
主語(I)
動詞(like)
目的語(dogs)
このように、日本語は目的語が動詞の
前に来る一方で、英語は動詞が
目的語よりも先に来ます。
つまり、英語の文章を作る際は
「動詞中心」で考える必要があります。
日本語は、主語を省略しても意味が伝わる言語です。
例えば、
「ラーメン」
「明日」
「残業」
という単語を並べただけでも、
ある程度の意味が通じます。
しかし、英語ではそうはいきません。
英語は動詞を中心に文章が構成されるため、
単語を羅列しただけでは意味を成しません。
例:
日本語:
「ラーメン」「明日」「残業」
英語(正しい文):
I want to eat ramen tomorrow. / I have to work overtime tomorrow.
このように、
英語では主語・動詞・目的語を
明確にする必要があります。
英文を正しく組み立てるためには、以下の3つの手順を意識しましょう。
英語では動詞が文章の核になります。
まずはどの動作を表現したいのかを考えましょう。
例:「昨日は楽しかった」→ 動作は「楽しい時間を持った(had a good time)」。
動詞の次に、誰がその動作をするのかを決めます。
例:「私が楽しい時間を持った」→ 主語は「I」。
最後に、何を、どこで、いつ、などの情報を加えます。
例:「昨日私は楽しい時間を持った」→ I had a good time yesterday.
結果として、「昨日は楽しかった」
という日本語は、
英語で「I had a good time yesterday」となります。
例文を使って手順を練習してみましょう。
日本語:「私は明日ラーメンを食べたい」
手順に従う:
「食べたい(want to eat)」
「私(I)」
「ラーメンを(ramen)、明日(tomorrow)」
英語:I want to eat ramen tomorrow.
もう一つの例:
日本語:「昨日は楽しかった」
手順に従う:
「楽しい時間を持った(had a good time)」
「私(I)」
「昨日(yesterday)」
英語:I had a good time yesterday.
英語では、ものや出来事を主語にするよりも、
人を主語にしたほうが文章が自然になります。
例えば、「明日は休日です」という
日本語をそのまま訳すと
「Tomorrow is a holiday」
になりますが、
英会話初心者には
「I will enjoy my holiday tomorrow」
のように、自分を主語にする練習がおすすめです。
人を主語にすることで、
文章が明確になり、
動詞を中心にした英語らしい
構造を作りやすくなります。
日本語と英語では語順が全く異なるため、
直訳は避けるべきです。
特に初心者の場合、次のようなポイントを
意識するとよいでしょう:
主語、動詞、目的語を必ず含める:日本語:「明日は残業です」
英語(直訳):Tomorrow is overtime.(不自然)
英語(正しい文):I have to work overtime tomorrow.
動詞を中心に考える:
日本語:「昨日は楽しかった」
英語(直訳):Yesterday was fun.(簡単だが限定的)
英語(より豊かな表現):I had a good time yesterday.
この手順を繰り返し練習することで、
英語を使ったコミュニケーションが
よりスムーズになり、自信を持って
話せるようになるはずです。
ぜひ、実践してみてください!
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