こんにちは。
50代以上初心者専門英語コーチのリサです。
「50代英語初心者の方は、英語学習を何からやればいいの?」
そんな質問を本当によくいただきます。
先日ヨーロッパを旅行して、改めて
英語を話せない日本人と、話さないフランス人の違いを肌で感じました。
どちらの国にも英語を流暢に話す人は多くありませんが、
「話せない」と「話さない」には大きな意識の違いがあります。
フランスでは、英語を話せてもあえて話さない人が少なくありません。
理由はシンプル。
「ここはフランス。フランス語を話すのが当たり前」という、
言語に対する誇りがあるからです。
旅行中、私はいつもまずフランス語で挨拶し、
“Parlez-vous anglais?”(英語を話せますか?)と聞くようにしていました。
そうすると、多くの方が快く英語に切り替えてくれます。
最初から英語で話しかけると反応が冷たいこともありますが、
「あなたの言葉を尊重しています」という姿勢を見せるだけで、
コミュニケーションの空気が驚くほど変わります。
一方、日本では外国人に英語で話しかけられると、
「すみません、英語が話せなくて…」
と申し訳なさそうにする方が多いですよね。
なぜ、自国にいながら謝らなければならないのでしょう?
その背景には、日本の教育に根づく
「間違ってはいけない」「完璧でなければ恥ずかしい」
という価値観があると感じます。
中学・高校で6年も英語を勉強しても話せないと、
「自分が悪い」「できない自分が恥ずかしい」
と感じてしまう方も少なくありません。
でも、英語を話せない=能力が低いわけではありません。
むしろ、「間違えたくない」という気持ちが強い人ほど、
真面目に努力してきた証拠です。
私が英語コーチとして多くの
50代英語初心者の方をサポートして感じるのは、
「知識の問題」よりも「心のブレーキ」の方が大きいということ。
英語を話そうとすると、
「間違えたらどうしよう」
「通じなかったら恥ずかしい」
と感じてしまう。
でも実際には、海外では
間違えても堂々としている人ほど印象が良いんです。
フランス人のように、
「私はあなたの言葉を話してあげている」
というくらいの気持ちでいれば、
間違いを恐れずに堂々と話せます。
このマインドチェンジこそが、
50代英語初心者が挫折せずに上達するための
正しい英語学習法だと感じています。
英語学習はテストではありません。
目的は“正解を言うこと”ではなく、思いを伝えることです。
「英語を話せない」
「何からやればいいかわからない」と悩む方も、
まずは一言でも声に出してみることから始めてください。
少しの勇気を持って、ひとこと話す。
その瞬間から、あなたの英語は確実に動き出します。
英語を話せるようになるために大切なのは、
完璧な文法でも、高価な教材でもなく、
自分を責めない心です。
フランス人のように、
自分の言葉と文化に誇りを持ちながら、
堂々と英語を“使ってみる”こと。
50代からでも、英語初心者でも、
「話せない」から「話してみよう」
とマインドを変えるだけで、
英語はぐっと身近になります。
あなたは英語を話せない人?
それとも、
まだ話していない人?
その違いに気づいた瞬間から、
英語学習の本当のスタートが始まります。
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