「英語をやり直したいけれど、今さらもう遅いかな…」そう思っていませんか?
私はオーストラリアに移住して10年以上になりますが、
最初は“How are you?” に答えるのが精一杯でした。

留学経験もなく、当時の英語力はゼロ。
英語で話しかけられても、頭が真っ白になってしまう毎日でした。
当時2000年は、今の様にYouTubeはもちろんスマホもありませんし、
学生時代も英語が苦手だった(英語に関心がなかった)私が思いつく英語の
学習法と言えば単語暗記くらいしかありませんでした。
あとは、せっかくオーストラリアにいるんだから、ネイティブの友達を作って
沢山話せば、そのうち英語は自然に話せるようになる!と思っていました。

今は、50代以上の方の英語コーチとなりましたが、もう20年以上たった今でも
殆どの英語初心者の方の学習法は、当時の私と同じように、学校で教わった暗記学習を
されて話せるようにならないと嘆かれている方が多いのが現状です。
そして、「歳だから、覚えられない」と多くの方が悩まれています。

でもある日気づいたんです。話せない理由は“年齢”ではなく、
“順番”の問題だったということに。
日本の学校で学んだ「単語・文法→リスニング→スピーキング」
という順番は、頭には残っても口から出てこない。
私たち大人が英語を話せるようになるには、「使う順番」で学び直す必要があるんです。
多くの方が最初にやるのが「文法の復習」や「英単語帳」。
でも、残念ながら“頭では分かるけど、口から出てこない”という壁にぶつかります。
英語を「勉強」として理解しても、
会話では瞬時の反応が必要です。
つまり、知識の整理よりも「反射神経」を鍛える方が大切なんです。

英語は“音の言葉”。いくら単語を覚えても、
自分で正しく発音できない音は聞き取れません。
これは脳の仕組みの問題で、耳が日本語のリズムに慣れていると、
英語の音を「雑音」として処理してしまうのです。

特に50代の方は、真面目で責任感のある方が多いです。
「間違ってはいけない」「きれいに話したい」と思うあまり、
声を出す前にブレーキがかかってしまう。
でも、英語はスポーツと同じ。
間違いながら口を動かすうちに、自然に上達していくんです。

無料アプリや外国人とのオンラインレッスンは
お手軽にいつでも自分のペースでできて魅力的ですが、
実は、なかなかそれで成果を出すのは難しいと多くの50代以上の
英語初心者さんが感じられています。
どうしても基礎が固まっていないうちは、アプリやレッスンだけでは成果を
感じられる前に、挫折してやめてしまう方が多いのです。
続かなければ意味がありません。
50代から英語を始めるなら、
「続けやすい習慣」と「支えてくれる人」が必要です。
英語学習はマラソン。
仲間と一緒に走れば、途中で諦めることはありません。

知識を増やすことよりも、口と耳を動かす時間を増やすこと。
私の生徒さんたちも、机よりも「声を出す」ことで一気に英語が変わりました。
使ってこそ、知識は自分のものになります。
50代の方に必要なのは、“スピード”ではなく“定着”。
若者向けのフレーズ暗記や、スラング中心の教材よりも、
「自分の生活・価値観に合う言葉」を学ぶことが大切です。
英語は「知識の科目」ではなく「運動スキル」です。
だからこそ、文法よりも先に「声に出す練習」が欠かせません。
私が提唱している「音トレ」メソッドでは、
まずは発音→次にリズム→そして文法という順番でトレーニングします。
机に向かうよりも、口と耳をたくさん使う方が、
短期間で変化を感じられるんです。
例えば、最初の1か月は「リピート練習(真似する)」だけでOK。
脳よりも身体で英語を覚える感覚です。

最初は「単語+ジェスチャー」でも十分。
大切なのは、“正しさ”ではなく“伝わった実感”。
「通じた!」という瞬間は、大人になってからでも本当に嬉しいものです。
その小さな成功体験を積み重ねることで、
自信がつき、話すのが楽しくなり、継続できるという好循環が生まれます。

音トレSCHOOLには、「学生時代以来、英語を話したことがない」
という方が多くいらっしゃいます。
でも、正しい順番で練習すれば、誰でも変わります。
最初は声を出すのも恥ずかしかった方が、
3か月後には英語で自己紹介。

文法が苦手だった方が、「I’m happy to see you!」を自然に言えるように。

“どうせ自分には無理”と思っていた方が、初めて外国人と会話が続いた。

英語が話せるようになると、表情まで変わります。
「できた!」という笑顔をたくさん見てきました。
その瞬間こそが、教える私にとっての最大の喜びです。
オーストラリアに住んで感じるのは、英語が話せると、
世界がフラットになるということ。
日本にいたころは、英語が話せる=「かっこいい」でしたが、今思うのは、
「英語はコミュニケーションツール」ということ。

ファッションではなく、言葉が通じることで、相手の優しさや文化の違いを“直接”感じ取れる。
たとえ流暢でなくても、「自分の言葉で伝えられること」は人生を豊かにしてくれます。
そして何より、「学び続ける自分」でいることが、
年齢を重ねるほどに心を若く保ってくれます。
英語が話せないのは、年齢のせいではありません。
正しい順番と続けられる環境があれば、誰でも話せるようになります。
「今からでも遅くない」ではなく、「今がベストタイミング」です。

もしこの記事を読んで、「もう一度、英語に挑戦してみようかな」と感じたなら、
ぜひ一歩を踏み出してみてください。
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