「雨=Rain」「晴れ=Sunny」——
そう覚えていませんか?
でも実は、それだけでは会話で使えないことがあるんです。
たとえば…
It’s rain.(× 雨が降っています)
It’s shining.(× 晴れています)
このような言い方をしてしまう人、
意外と多いんです。
でも残念ながら、どちらもネイティブには
不自然に聞こえてしまいます。
まず、「rain」は名詞にも動詞にもなりますが、
「今、雨が降っている」
と言いたい場合は動詞として使う
必要があります。
〇正しい文:
✔ It’s raining.(雨が降っています)
“It’s rain.”だと「それは雨です」
というおかしな意味になります。
また、「晴れです」と言いたいときに
“It’s shining.” と言う人もいますが、
これは「太陽が光っている」
ならOKですが、天気としては不自然。
〇正しい文:
✔ It’s sunny.(晴れています)
英語では必ず主語が必要ですが、
天気は「誰かがやっている」ものではないため、
形式的に “It” という仮の主語を使います。
そのため、「Sunny.」だけでは文にならず、
✔ It’s sunny. という形が正解です。
以下の表現を声に出して練習してみましょう:
✔ It’s sunny.(晴れです)
✔ It’s raining.(雨が降っています)
✔ It’s snowing.(雪が降っています)
✔ It’s cloudy.(曇りです)
✔ It’s cold.(寒いです)
✔ It’s hot.(暑いです)
✔ It’s warm.(暖かいです)
✔ It’s humid.(ジメジメしています)
✔ It’s storming.(嵐です)
ちなみに、土砂降りの表現として有名なイディオム:
💡It’s raining cats and dogs.(土砂降り)
もありますが、まずは
✔ It’s raining hard.
✔ It’s raining a lot.
といった表現を覚えるのがおすすめです。
A: How’s the weather today?
B: It’s sunny and warm.
A: How’s the weather?
B: It’s raining and cold.
A: Don’t forget your umbrella!
B: Thanks! I won’t.
A: How are you?
B: I’m good. It’s getting warm these days.
A: I can feel spring is coming.
A: What’s the weather like in Japan?
B: We have four seasons—spring, summer, autumn, and winter.
A: What’s summer like?
B: It’s hot and very humid.
A: And winter?
B: It’s cold in Tokyo, but it doesn’t snow much.
A: How are you?
B: It’s been raining a lot lately.
A: I don’t like this weather.
B: I hope it gets sunny soon.
「It’s」は天気の表現に必須!
「It」は仮主語。意味はなくても必要!
単語だけでなく、正しい文で覚えて、声に出す練習をすることが大事!
日常会話でよく出てくる「天気」の話題は、
最初に身につけておきたいテーマのひとつ。
基本表現をしっかりおさえれば、
天気の移り変わりや、過去・未来の話も
できるようになりますよ。
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