日本人が英語リスニングが苦手な理由4つとその克服法を理由別にお伝えします。
一口に英語のリスニングが苦手といっても、その理由は人によってまちまちです。
ただ私が今まで延べ400人以上の40代、50代の英語初心者の方とレッスンをしてきた経験から、
初心者さんに共通して英語が聞こえない原因は、今日ご紹介する4つに絞れますので、
あなたは、どれに当てはまるかチェックしてみてください!
りスニングアップするためには、まずはあなたの現状を把握することが大切です。
誰にとっても聞き取りが難しい音はありますが、この症状にあてはまるか
判断基準はスクリプトを見ればわかるのに、耳で聞いているだけでは
何を言っているかわからない部分が多いかということです。
文章を読んでわかるのであれば、単語、構文、全体の文脈は理解しているということなので、
音声だと理解できないのは英語の音を通した理解ができていないということがわかります。
聞き取れない音が多いのは、文字では理解できる英語の正しい発音が頭に入っていないためです。
リスニング経験が少ないか、英語の正しい発音を知らないとこうなります。
特に現在40代、50代の世代の方は今のようにスマホやインターネットがあっていつでも生の英語が
聞けるという環境ではなかったので、英語というと学校で学んだ教科書を読んで
意味を訳すという学習法しかほとんどの方がしてきていません。
つまり音の学習は殆どしてきていないので、正しい英語の音がどういうものなのか、
聞きなれていない方がほとんどだと思います。
英語の発音について学習したことがない方は、まずはそれを知るところからお勧めします。
英語の基本の音の読み方を知らないまま、闇雲にたくさんの英語を聞いても
結局は同じところで躓いてリスニング力はアップしません。
英語の基本の音を知るにはフォニックスがとても有効的です。
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英語の語句と発音を一対一で正しく対応させるということについての対策ですが、
スクリプト付きの音声で音と文字を一致させる作業をするのが一番です。
知っているはずの単語でも音と文字を照らし合わせると思っていた音と
全く違うことに気づいて愕然としてしまうことがよくあります。
音と文字を照らし合わせることで英語の本当の音を頭に刷り込ませることが必要です。
よく生徒さんと会話練習をしていて、私が言った質問を反復する方がいらっしゃいます。
それはなんとなく聞き取れているんだけど、頭に入ってしまっているカタカナ英語と
聞こえてきた本来の英語の音が違うので頭の中でカタカナに置き換えないと
瞬時に意味が入ってこないという状況です。
そうすると瞬時に意味を理解することは難しくなってしまいますよね。
この照らし合わせるリスニングの練習方法につきましてはこちらの動画で
お伝えしていますのでこちらをご確認ください
原因①とは違い、単語のレベルでは聞き取れるのに文全体の意味がつかめない場合です。
言葉はそれぞれの単語が文の構造に沿って組み合わされて、初めて意味を持ちますが、
リスニングでは音がすぐに消えてしまいますので、文の構造を理解する余裕がないまま
相手の言っている単語だけがどんどん流れてしまうという感じになるわけです。
単語だけ聞き取れてもそれだけでは文の意味を理解することはできないので、
内容をつかめないか、聞こえた単語だけを頼りに間違って解釈してしまうかになってしまいます。
ディクテーションというのは、音声を聞いてそれを書きだす作業のことです。
リスニング力をあげたいのに、書くの?と思われるかもしれませんが、
音声が意味のあるものに聞こえるようになるには、音同士がどのようにつながっているかに
注意を向ける必要があります。それがわからず闇雲に数だけ聞き流してもリスニング力は上がりません。
初心者さんの場合、文の構造自体がよくわかっていないこともよくあるので、文の構造をつかむためにもとても有効です。
文の構造の中で音がどのようにつながっているのかがわかるようになると、
音が意味を持ったものとして聞こえるようになってきます。
また音読も有効です。話者の調子に合わせて俳優さんになったつもりで、同じように言っていきましょう。
話者は意味を考えながら話していますので、同じように合わせて発音することは
音から意味を理解するよい訓練になります。
音読の方法につきましてはこちらの動画で紹介していますのでこちらをご確認ください。
原因②に比べ本人は聞き取れていると錯覚してしまっているパターンです。
話しを聞いている間はわかっていると思っているですが、終わると何の話だったかあまり覚えていないことに気づきます。
音を聞き分けることに集中して、内容を聞き取るところまで余裕が残っていないので、話が終わるとすぐ忘れてしまいます。
この症状を改善するには流れている音を追うことに必死の状態から、もう少し余裕をもって聞けるようになる必要があります。
それにはリテンション能力を上げる必要がありますが、それには内容をきちんと理解することが必要です。
意味が分かっていればそれだけ記憶に残りやすくなるからです。
日本語だってあまりなじみのない宇宙の細かい話をされた時と、普段から興味のあるスポーツや
料理の話などをされた時の方が記憶に残りやすいですよね
そのための方法として英語教材の英文の音を聞く前に、まずは日本語での意味をしっかり理解します。
それができたら音声を小さなブロックに分けて、聞いていきます。
スクリプトを見ながらどこで区切られているか、スラッシュを入れていくのもいいです。
よーく聞くと1文でも少し長くなると息継ぎ全くなしては言えないので、区切りがあることがわかります。
この区切りは通常意味での塊の区切りになるので、その塊ごとに聞いて言えるように練習していきます
出だし単語や文構造が理解できないとその後、発音がクリアでもついていけない場合です。
出だしで躓く会話の情景が思い浮かばず、内容把握が難しくなります。
いくつかの単語、または1文わからないなどありますが、いずれにしろ、最初からわからないと
精神的にも焦ってしまいます。また出だしはついていけても、その後途中でわからないことがあると、
そのわからなかったところを考えているうちに話がどんどん先に行ってしまい、内容がわからなくなってしまいます。
英語初心者さんで基本的な文法も入っていない場合はどうしても、一語一句を聞き取ろうとしてしまいますが、
英語はそもそも日本語のように一つ一つの単語を感覚を開けて話す言語ではないためすべて聞き取ろうとするのは不可能です。
聞き取れないと焦ってしまうのはわかりますが、英語は100%完璧に聞こえなくても、要所、要所わかれば
話の大枠はわかるということも結構ありますので、日ごろから、話の大筋をイメージしながら聞くということも大切です。
例えば相手が子供の受験のことについて話しているとわかっていて、話を聞いていたら、
受験は親にとっても大変だ、という話題から、長い時間勉強を毎日していて体が心配だ
と話が移ったかななど予測しながら聞いていけるかと思います。
この予想が100%あっていなくても心配する必要はありません。
なぜなら、実際の会話では何について話しているかトピックさえ押さえることができていれば、
なんとなく話を理解することは可能だからです。
逆に受験の話をしているのか、趣味の話をしているのかというトピックさえわかっていないで
一語一句を聞けても結局は意味と音がつながっていないので会話に参加することができませんね。
日本人がリスニングが苦手な原因はほかにもたくさんありますが、
ここで紹介した4つが英語初心者さんがリスニングでつまずく代表的なものです。
あなたはどれに当てはまりましたか?
必ずどれか一つには当てはまったのではないかと思います。
よく単語力がないから理解できないと思われている方がいますが、実はじっくり分析してみると、
単語力よりも英語の音の理解ができていないことが大多数の方の問題です。
なぜなら私たちは学校では音の学習はしていません。
そして英語に比べて日本語の音は少ないので英語の音の学習をせずに聞き取れるはずがありません。
しかも学校英語では、文法を先に入れてるので、音のつながりを後で入れようとしても、
一度カタカナで覚えてしまった音と本来の英語の音が全く違うものなので大人になると、
どうしても聞き取りが難しくなってしまうわけです。
まずは、あなたのリスニングができない理由がどれに当てはまるのかを分析し、そこから対処法に合わせた学習をしていってくださいね!
50代からの英語学習についてはこちら👇