【必ず伸びる】英文音読は初心者さんにも、とても有効的な学習法です。

 

私の運営する音トレSCHOOLでは、のべ400人以上の50歳以上の超初心者～初心者の方に

 

音読学習を使った指導を行ってきました。全く話せなかった方でも、短期間で英語が話せるようになる

 

非常に効果的な学習法ですが、やり方を間違うと効果がありませんので、初心者さんが

陥りがちな音読学習の失敗原因３つとその対処法をお伝えします。

 

1．【音読失敗原因】教材選びが間違っている。

 

 

音読をする際に多くの方は、自分のレベルより少し上のものを選んでしまいます。

 

なぜならテキストを見て、単語や文法、全体の意味が分かれば、その教材からはあまり得るものが

ないと感じ、もう少し難しいものを選ぶのは普通のことでしょう。

 

ただ、音読では、それは致命的な間違いです。

 

なぜなら見てわかっても、話す、聞くという方が断然難しいので、

見てわかるからと言って、もっと難しいレベルを選んでしまうと

聞き取りや、口に出して言うには、まだ英語の筋肉がついていない

初心者さんには、ハードルが高すぎて挫折の原因になります。

 

1．【音読失敗を防ぐ対処法】見た時9割わかるものを選ぶ

教材選びのポイントは、

 

自分の今のレベルより少し低めのものを選ぶこと。

 

 

見た時に、9割はわかる簡単なものを選びましょう！

 

音読の目的は、単語や構文をたくさん覚えるためではなく

あくまでも、見てわかるだけの知識から、

実際の会話の中で使えるようにするトレーニングですので、

音読をしながら、単語も構文も覚えられたら一石二鳥と思って

難しいものを選ばないように、注意しましょう！

 

 

2．【音読失敗原因】内容を把握せずに音読を始めてしまっている。

 

多くの方は、音読をする際に、テキストを開いたら、音声を流して、いきなり音読を始めてしまいます。

やってみて、その後、わからないところの訳を少し見たりはしても、1文づつの文法の成り立ちや音のつながりなど

あまり意識せず進めてしまっている方が大半ではないでしょうか？

 

すると、何が起こるかというと、聞いた英語を暗記するだけになってしまいます。

ただ暗記して英文が言えるようになっても、英語は話せるようになりません。

なぜなら、暗記したものは、汎用性がないので、実際の会話の時に使い物になりません。

英語は意味や用途がわかって初めてそれを自分でアレンジして会話に生かすことができます。

 

 

2．【音読失敗を防ぐ対処法】内容理解、音読の手順を入れ替える

 

音読を始める前に、全体の会話の状況が頭にしっかり浮かぶまで

全体の内容や文の成り立ち、わからない単語など全てしっかり理解してから

音読に入ります。

やることは同じですが、順番を入れ替えるだけで、英語の吸収具合が格別に上がります。

 

イメージ的には、初めて聞く、洋楽と邦楽を想像してみてください。

どちらの方が、聞き取りができ、内容を覚えていられますか?

 

 

もちろん、邦楽ですよね。

単語の意味や文法をわかっている日本語の歌詞の方が

初めてのものでも、意味を成すので、記憶に残りやすいです。

 

全く構造のわかっていない英語は、例えいくつかの単語が聞き取れても

全体像が見えてこないので、理解が難しく記憶にも残りませんね。

 

3．【音読失敗原因】音をしっかり聞きとれていないので真似ができていない

 

音読の効果を一番発揮するのは、英語の音声の通りピッタリ真似して言えるようになった時です。

 

私たち日本人は学校では、残念ながら、音の学習を全くしていませんので、リスニングが苦手な人が

非常に多いです。

かつての私もそうでした。

 

英語の音を全て書いてある通りに聞こうとして、全く聞き取れない。

なんとなく、単語が１つか2つわかっても全体の意味が全くわからないという

状態でした。

 

日本語は英語に比べて音の数はとても少ない言語です。

だからこそ、英語では全く違う音でも、それらの音をカタカナで表すと

全く同じものになってしまいます。

例えば、

Fan　Fun　これらは日本語では、どちらも　ファン

 

Light　Right　これらは日本語ではどちらも　ライト

 

ただ英語ではこれらの音は全然違うものです。

 

ですので、自分では音声の通りに言っているつもりでも実際はカタカナで

言っているだけということがよくあります。

 

特にフォニックスを知らずに、英語本来の発音を知らない方は、

自分の音が間違っているということにすら気づいていない方が大半です。

 

 

音読で習得したいのは、以下の3つです。

 

①英語の音を習得

②文全体のリズムを習得

③ただ発するだけではなく感情を込めて言えるようにする。

詳しい音読の方法はこちらで確認

 

 

 

 

3．【音読失敗を防ぐ対処法】ボイスリコーダーで録音して客観的に自分の英語を聞く

自分の発している英語の音を話しているそばから客観的に聞くことは難しいです。

 

そこで役に立つのがボイスリコーダーです。

 

アマゾンなどでお手軽な値段で購入できるので、本気で英語が話せるようになりたい方には

非常にお勧めです。

 

自分の英語を客観的に聞くことができたら、英語の音声とあなたの英語の音のギャップが埋まるまで

何度も音読を続けて練習していきます。

 

それでもどうしても自分では難しいという方は、スクールに通ったりして、直してもらうのが

一番効果的です。

音読は、見てわかるのただ知っている状態から、実際の会話の場で使えるようにしてくれる、

とても効果的な学習法ですので、やり方のポイントを押さえてチャレンジしてくださいね！

 

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